カフェモンサンルー

2013/01/30

新しい子育ての方法

先日、なんだか元気のない次世代に元気を出してもらおうと
いつものファーストフードやさんに連れていきました。
いつもは店内も明るく、お客さんも和やかな感じなのに、この日は何だかギスギスしています。
喫煙席には、まだあどけない顔のお兄ちゃんたちが精一杯の大人顔で群れていました。
禁煙席もコソコソ話をする人たちがいたり、なんだか居心地が悪くなる雰囲気。
注文して席に着き、番号札を見てみると「13」でした。
西洋の人ではないので「13」にあまりこだわりはありませんが、大衆イメージではやはり不吉と思われたりする数字、これは、と思い次世代に声をかけます。
「ヘイ、どうやらキミのエネルギーが下がっているから引き寄せてしまっているようだぜ。
ここいらでチョイと意識的にエネルギーを上げてみないカイ?」
「了解☆」
そんな訳で意識してエネルギーを上げてみました。
数分後、店内にサラリーマンが二名入店し、喫煙席へ。
少年たちも居づらくなったようで席をたち帰りはじめました。
続いて次々と、和やかなお客さんたちが来て、いつもの明るい店内になりました。
食べ足りなかった次世代が追加注文をすると、次にいただいた番号札は「7」になっていました。
ラッキーセブン♪
さらに、次世代に縁の深い数字でもあります。
普段から感じていることではありますが、今回二人で意識的にエネルギーを高めることをやったことで面白味が俄然あがりました。
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新しい子育ての方法とは、私たちが育った時に持っていなかった次元をつけ加えることだと写本は言っています。私たちがエネルギーの使い方を覚え、偶然の一致やメッセージの流れを受け入れる方法を学ぶに従って、子供たちはこうした知恵をもっとずっと速く身につけることができるようになります。私たちが彼らの手本となるからです。
(中略)
教育者のグレンとネルソンによると、子供たちがうまく育つためには7つの要素があります。
これらは子供の持つ知恵と認識です。
【うまく育つ子供の7つの要素】
1.「私は有能だ」
2.「私は役に立っている。そして、本当に必要とされている」
3.「私は自分に起こることに影響を与えることができる」
4.「自分の気持ちが大切だ。そして、私は自分の過ちから学べると、自分自身を信頼している。私は自分を律することができる」
5.「私は友達を作ることができる。人前で話すことも、人の話を聞くことも、人と協力し、分かち合うことも、自分の望むことを人に頼むこともできる」
6.「私は信頼できる人間だ。そしていつも本当のことを話す。いつもすべて自分の思うとおりにゆくわけではないが、必要な時は、それに適応することができる」
7.「自分の問題は自分で解決する努力をする。もし助けが必要な時には、助けを求めることも知っている」

このような自分に対する認識を持っていれば、子供は非常に楽です。なぜなら、何が起きようと、彼は自分の中に問題を解決する力があることを知っているからです。この7つの認識を子供たちに身につけさせることこそ、私たちの彼らへの最大の贈り物なのです。自分は選択できること、必要なことは学べること、そして自分の人生を変えられることを子供たちが本当に信じた時、彼らは自然にエネルギーの流れにつながることができるのです。エネルギーがどのように自分の意志に反応するか実際にわかり始めると共に、彼らは自分自身に偶然の一致をもっと沢山引き寄せ始め、流れの中で物事を決めてゆくようになります。エネルギーと自分自身と宇宙を信頼して、子供たちは自分の目的を発見し、それを遂行するようになってゆきます。
 
【大人が子供にしてあげられること】
ある特別な日がやって来るまで、子供への新しい接し方を練習し始めるのを待つ必要はありません。私たちは両親に対して、次の提案をしたいと思います。これは誰でも使えるものです。
あなたに子供はいなくても、友人の子供と接するチャンスはあると思います。
【健全(全体的)な大人に育つように、どのように子供を助ければよいか】
◆子供たちのためにそこにいる。常に質の高い一対一の注目を与えることができるだけの人数しか、子供を持たないようにする。これは、彼らに十分なエネルギーを与えて、健全で全体性を持つ大人に成長してゆけるようにするためである。
◆子供たちを、固有の運命を持つ霊的な存在として扱う。あなたは彼らに人生のスタートを切らせてあげることはできるが、彼らの運命をコントロールすることはできない。
◆彼らを尊敬する。ハイヤーセルフを持った一人の人間として彼らに話しかける。
◆子供も次のような権利を持っていることを認める。真実を知る権利、世話される権利、どのように大人になるか教えられる権利。
◆子供たちの利益、健康、安全のために大切なことは、はっきり教え、主張する。「シートベルトをしめなくてはいけません」というように。
(中略)
◆家族の中の問題について話し合う。問題を自分だけで抱え込むことは、真実と、そこから得られる知恵を子供から奪ってしまう。こうした話し合いをする時は、被害者になるのをさけ、子供の年齢に合わせたものにする。例えば、「あなたが新しい靴を欲しいと言っているのは知っているわ。まだ買ってあげられないのは、これしかお金がなくて、ほとんど全部、家のことに使わなければならないからなの。一緒に、どうすれば靴を買うお金を貯金できるか、それにはどのくらいかかるか考えてみましょうね。どんな靴が欲しいの?」
子供を巻き込み、問題解決に参加する機会を与える。
◆子供たちに家の仕事を割り振る。彼らのために何でもやってあげてはいけない。重要な仕事を自分もできるということを体験した子供は、より健康に、より早く成長する。
◆すぐに手助けしない。勿論、生死の瀬戸際の話をここでしているわけではない。しかし、一般的に、子供は私たちが思っているよりもずっと何でもできるものである。自分をバカだ、価値がないと思わせずに、失敗から学ぶ機会を子供たちに与える。そこで何が起きたか、それについてどう思い、何を学んだか、次の時はどうすればいいと思うか聞いて、勇気づける。
彼らのエネルギーを奪い取ったり、批判的な言葉を吐いてはいけない。人生とは危険を犯すことであり、失敗することだと認める。体験は、権威的な親の説教よりも、ずっといい先生である場合が多い。
◆人々が新しいレベルへ進むことができるのは、応援してくれる環境にある時だけである。笑い者にしたり、侮辱したり、体罰を与えたりするのは、親の行為としては受け入れられない。
◆子供が持つユーモアのセンスを大切にして伸ばす。ただし、他の人を馬鹿にするような冗談はいけない。
◆いつもほめたり勇気づけたりする。
◆子供は親の重要な鏡であることを忘れない。子供の行動が、あなた自身について、あなたが知らなければならない事を教えていることに気づく。
◆自分や他人の子供に対してしてあげられる最大のことは、彼らの話を聞き、それを真剣に受け止め、彼らの人としての価値を認めてあげることである。
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以上、「人生を変える九つの知恵/ジェームズレッドフィールド」より抜粋。

【知恵のまとめ】http://www.kadokawa.co.jp/sp/201111-09/image/matome_b.jpg
 
体罰や教育現場のお話を耳にして胸を痛めるたび、
もし先生方が【知恵】を理解し教育に取り入れたらどうだろうか、と思います。
日々学びです。
長くなりました。
読んでいただいた方、ありがとうございます。
カフェモンサンルー