カフェモンサンルー

2017/07/27

読書の夏

古い病院の中を
うろうろ歩く夢を見ました。
小児科の女性の先生がいて、
なにか話をしました。

他にも象徴的なシーンがたくさんありました。

夢は不思議。
疲れているのかもしれません。


さてさて、どなたかにお貸ししたまま行方不明になった本「大笑い!精神医学」を、
調べたいこともありもう一回買い直しました。
読みたい方は、本棚に置いてありますのでどうぞ☆

お客様のオルタナティブ協議会宮城の方から、
https://altmiyagi.jimdo.com/
常葉まり子さんの「向精神薬の減薬、断薬メンタルサポートハンドブック2017年改訂版の事例紹介を見せていただきました。

もともとは、職場環境の変化に起因する不安や、吐き気、軽度の入眠困難があり、
薬を処方され飲み始めたそうです。
三年という長い間、3種類の薬を服用されていた女性。
自己判断で急遽全ての薬剤を断薬、ひどい離脱症状に苦しまれました。
そのあと、医師の指導のもと再服薬し、減薬、断薬を32ヶ月かけて、
やっと日常を快適に過ごせるように。
32ヶ月、2年半以上かかって。
いま、この女性は、
「処方薬で、こんな依存が起こると思っていなかったので、
自分に何が起こったのかわからなくて、
とても怖かったです。
処方する側は、まず患者に
こうした禁断症状の存在を知らせるべきです。
経済的な事情で当時は考えていませんでしたが、服薬前にカウンセリングを検討しても良かったと思っています。
今は些細なことには動じなくなりましたし、
精神的にとても逞しくなりました。
私のような経験をしている人は他にもいらっしゃると思うので、
それがとても気掛かりです。」

とお話しされているそうです。

こちらの記事にも常葉まり子さんの本について書いてあります。
参考に→ http://ameblo.jp/momo-kako/entry-10870040354.html

心の問題について、関心が高まるのはよいことですし、
それによって、頑張りすぎている人が休める環境作りや職場環境の改善や家庭の問題と向き合うことで精神の成長につながるのであればよいですが、
安易な投薬により、その人の心の成長を妨げ、さらには薬の副作用による人生の苦しみを増すことはいかがなものかな、と考えさせられます。

必要な方々に、必要な情報が届きますように。
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