カフェモンサンルー

2017/08/15

どんぐりの木、育つ

終戦の日。
つい72年前のこと。

父は、なにかある毎に、
4歳の頃、畑でイチゴ(昔は人参と聞かされたような。)をおやつにつまんでいると、
そのすぐ上空をアメリカの戦闘機が通過していき、
上のお姉さんが走ってきて手を掴まれ、
防空壕に引っ張っていかれたと話す。
彼の中で、その映像は昨日のことのように鮮やかで、何回も何回も話しては、
イチゴの美味しかったことがオチのこともあれば、
飛行機の飛んで行くさまの感嘆で終わることもあれば、
4歳だったから何もわかんねぇ、と終わってしまうこともある。

マスターのお父様は、仙台空襲のときの様子を教えてくださる。
まだ小さかったのに、その瞳で見たものは
あまりに残酷で。

日常の中に戦争があった。
その中で、命が生まれ、命が消えて。
つないでゆく。

帰省先に、おじいさま、おばあさまがいらっしゃる方々は、
ぜひ戦争のときのお話を聞いておくとよいと思います。
偏ったお話もでてくるでしょう。
体験や感じた話の他の、価値観の話は、
自分なりに調べたりすることも必要かもしれません。

【戦争について考える/ THINKER】http://thinker-japan.com/thinkwar.html

すべての根っこがインナーチャイルドだとしたら、
インナーチャイルドを癒すことで
戦争をなくせるかもしれない。
科学を間違えて使わないようになれるかもしれない。

さまざま考えさせられます。

本日は、12時から19時まで営業しております。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

写真は、農学部雨宮キャンパスで拾ったどんぐりが芽をだして成長しているところ。
鉢植えをもっと広いものにかえてあげないと窮屈そうです。
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